innhatrang2007-01-26

 午前中はカンホア病院2階の会議室で、サーベイランスのworkshop。通訳は、当然のようにGにやってもらうつもりだったのだが、医療資格者ではないという理由から、NIHEと県衛生局の指示で、通訳はNIHEのHがすることになった。
 確かにGは医療関係者ではない。しかし、この半年間、ずっと病棟で一緒に仕事をしてきており、私の不正確な英語をベトナム語に訳する事に関しては、Hよりも一日の長がある。それに事前に原稿の読み合わせもしているから、今回のプレゼンテーションを通訳することに、まったく支障はない。毎日、医学辞書をひきながら勉強している彼女の努力を無にしたくないので、通訳はGにさせると主張したのだが、最終的には彼女自身が引き下がる形になってしまった。そもそも彼女の給料は、こちら側の研究費から払われているのだし、発表するのは私なのだから、発表のやり方は私に決定する権利があるはずである。それが、そうならないところに、この国の難しさがある。