2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ミャンマーと思いきやアイスランドに

ミャンマーのサイクロン被災の件。 25日のヤンゴンの会議をうけて、各方面ともに、少しずつ動き出している模様。私のところにも研究所と某NGOから、派遣の際の意思確認の連絡が入った。こういうとき、ちょっと冷静に考えなくてはいけない。世間ではあまり認…

柄谷行人にウナギをおごってもらった話

4ヶ月ほど前に、柄谷行人に会った。 今年の1月、大阪で開かれるアジア感染症フォーラムに参加するため、半年ぶりに一時帰国した。発表を終えたその日の夜、私は関西空港の隣にあるホテル日航の部屋で、ひとり缶ビールを飲みながら、ソウルの研究所とメールで…

私は一個の<プチ・サルトル>である

総表現社会という言葉がある。 検索すると、梅田望夫の『Web進化論』という本で出てきた言葉らしい。読んでいないからよく知らないが、たぶん、インターネットや携帯電話の発達によって実現される、誰もが簡単に自分を表現できる社会というような意味だろう…

サイクロン

このところニャチャンでは、毎日、夕方になると激しいスコールです。自宅の雨漏りが気になるところ。 ミャンマーのサイクロン被害ですが、ようやく軍事政権側が、ASEANを窓口として支援物資や人員を受け入れることで合意したようですね。25日にはヤンゴンで…

カンホア障害児センター

ゲストが来て慌しい日が続いていましたが、ようやくひと段落です。 おとといは、障害をもった子供のスクリーニングとフォローアップの現状を調査するために、ニャチャン市内にあるカンホア障害児センターに行ってきました。自宅の近くにあるので、よく前を通…

ニャチャンに戻りました

中国四川省の地震では大きな被害が出ているようですね。タイやベトナムでも揺れたという報道もありますが、さすがに南部のサイゴンでは揺れませんでした。 こちらも情報を追っていきます。

サイゴンより

またサイゴンです。 もうすっかりこの街にも慣れました。だいたいのところなら、地図なしで行けます。今日はドンコイ通りの近くにある、マイホテルに泊まる予定。 熱帯研究所から、ミャンマーに災害派遣するかもしれないからスタンバイせよ、という指令がき…

サルトルの世紀作者: ベルナール=アンリレヴィ,Bernard‐Henri L´evy,石崎晴己,三宅京子,沢田直,黒川学出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2005/06メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (15件) を見る サルトル関係の書物を紹介する以上、この…

サルトル (文庫クセジュ)作者: アニーコーエン=ソラル,Annie Cohen‐Solal,石崎晴己出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/05/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る アニー・コーエン=ソラルは、『伝記サルトル』の著者…

サルトル関連の書籍をいくつか紹介する。もとよりすべてを網羅することは不可能だし、そのつもりもないので、たまたま手元にあるものだけをとりあげる。 サルトル 21世紀の思想家―国際シンポジウム記録論集作者: 石崎晴己,澤田直出版社/メーカー: 思潮社発売…

サルトル関連のウェブサイト 仏サルトル研究会 日本サルトル学会 United Kingdom Society for Sartrean Studies www.sartre.org Stanford Encyclopedia of Philosophy:Jean-Paul Sartre サルトルの作品 上記の仏サルトル研究会のリンク集によくまとめられて…

サルトルに関係する文献、映像で、ウェブ上で閲覧できるものを中心にアトランダムにとりあげてみる。ただし、私はフランス語ができないので、英語か日本語のもののみ。 Jean-Paul Sartre: The Road to Freedom (1999) 英BBCが1999年に作製したドキュメンタリ…

ようやくレイキャビクから連絡あり。諸準備。