2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

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4.形式的唯物論の完成 4.5.形式的唯物論とは何か(4) 『世界共和国へ』において柄谷行人は、現実を互酬、再分配、商品交換に基づく資本=ネーション=国家に還元したうえで、最後に交換様式Xにもとづくアソシエーションの実現を理念として語っている。確かに3…

Vietnamnet BRIDGE、Viet Nam Newsより。 5月以降、再燃しているベトナム国内の鳥インフルエンザ問題。これまでヒト感染例は5例で、うち2名が死亡している。 Health sector prioritises fighting bird flu カンホア省人民検察院は、カンホア省企画調査部門の…

昨日に引き続き、今日はニャチャン医療センターで、コミューン・ヘルスセンターのスタッフを対象としたWorkshop。もちろん講師はOさん。私の役目は挨拶と概要の説明だけだが、部屋が蒸し暑く、また議論が白熱して消耗する。

妊婦のサーベイランス開始に際して、カンホア病院でWorkshop。講師はOさん。議論が白熱する。

ベトナム政府とIAEAが3日間の会合、国内初の原子力発電の開発にむけて。 Experts talk over plans to go nuclear 今年7月1日より臓器組織提供法が施行される。 Health workers given legal primer on organ donation なおベトナム国内ではここ数年で160例以…

6月10日、ハノイのNational Contagious and Tropical Diseases Hospitalで、20歳男性が鳥インフルエンザで死亡。現在までのところ5名のH5N1陽性が確認され、2名が退院、2名は現在も入院加療中である。 Bird flu-infected man dies in Ha Noi hospital PM req…

鳥インフルエンザ情報。これまで4例報告。最初の症例は11日に退院。 Four people reported to carry H5N1 Bird flu survivors’ antibodies registered for copyright in UK デングの拡大。 Health experts concerned about dengue spread

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4.形式的唯物論の完成 4.4.形式的唯物論とは何か(3) 形式的唯物論は、現実を実在性=物質的形式の地平に還元する。この実在性=物質的形式の地平は、実在としての物自体ではないから、それそのものとして言及されることはないし、それそのものに何かが還元さ…

午後2時から、カンホア総合病院の2階会議室で、胸部レントゲン写真に関するレクチャー。本来は小児科、放射線科が対象だったのだが、感染症科、救急部門からも参加してくれたようだ。午後5時終了。 夕食は打ち上げをかねて、Y先生、Oさん、Gさん、私の家族と…

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再び、萱野稔人をとりあげよう。以前も指摘したが、「交差する領域〜<政事>の思考〜」における萱野の一連の議論には、いくつかの原理的な問題がある。それは次の3つにまとめることができる。すなわち、1.暴力の独占と国境の関係が明らかでないこと、2.独占…

今朝の病棟回診は、看護学生も加わって40人近い大名行列。いまどき日本の大学の教授回診でもこんな光景はみられないだろう。これだけの人数で取り囲んで診察するのでは子供が可哀想なので、できるだけ早めに切り上げる。4ヶ月の乳児、HBVワクチン接種後に痙…

ハノイでさらに2例の鳥インフルエンザ疑い。バクマイ病院の症例は、H5N1感染症として確定したらしい。 Hanoi hospital reports new suspected human cases of bird flu 韓国LG社のHBVワクチンで4例目の死亡例、ホアビン総合病院 One more child dies after v…

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前回、私は『東京から考える』を、解離的近代の2層構造論を脱構築的に正当化する書物であるとして読んだ。しかし、少し時間をおいて考え直してみると、次のような疑問がわいてくる。では東浩紀と北田暁大は、こうした意図があることを認めるだろうか、と。 …