週末からハノイに出張していたGが戻ってきた。生れてはじめての飛行機、ハノイは相当楽しかったようだ。
 小児科に熱帯熱マラリアの3歳児が入院。治療はArtesunate単剤で開始されている。WHOの推奨に従うならACTs(artemisinin-based combination therapies)とすべきか。しかし、今回のようなPlasmodium falciparum陽性例はもちろん、マラリアが完全に否定できないときの初期治療としてArtesunateを開始するのはよいが、スメアで連日原虫が陰性でも、セフェム系やAGと一緒にだらだらと使い続けるのは問題だろう。そういう光景をよく見かける。

http://www.rbm.who.int/cmc_upload/0/000/015/364/RBMInfosheet_9.htm