朝、7時45分発の飛行機でサイゴンへ。本来は、昨日の午後に列車(5star train)で移動する予定だったが、ニャチャン駅に着くと、何の予告もなく出発時刻が午前11時に変更されていた。そこで、急遽、飛行機での移動となった次第。
 空港からタクシーで、レタントン通りのミニホテルduduへ。ここのオーナーは日本人で、客も日本人が多い。向かいには、日本企業サイゴン駐在員御用達のSaigon Skygardenがそびえたつ。通り沿いには日本食材店、日本食レストラン、居酒屋が数多く立ち並び、ロータスクリニックという日本人医師の常駐するクリニックもある。この界隈は「リトル・トーキョー」と呼ばれるらしく、すっかり日本人街である。昼食のために近くの居酒屋「ととや」に入ると、当然のようにベトナム人の店員が日本語で話しかけてくる。ニャチャンではまずありえないので、なぜかこちらもぎこちない日本語で注文する。
 JOHACによると、現在、在ベトナム駐留邦人は4200人。うちサイゴン在住が1984人である。3ヶ月以内の在留者を含めると、実際にはこれより遥かに多数の日本人が滞在ないし居住していることになる。直行便だけでも、日本発サイゴン着が毎日5便あるのだから、当然ではある。
 午後はホーチミン工科大学で用事を済ませた後、ホテルの近くのイタリアンレストランで遅い夕食。