innhatrang2006-08-05

 Gさんが、写真屋から写真を取ってきてくれた。4枚で4,000ドン。2枚は私が自分でホテルに提出することにし、残りの2枚はGさんに、大家のベトさんに渡してもらうことにした。オフィスで諸書類を作成し、長崎大学にメール。
 ダム市場の前の食堂で、あんかけ焼きそばを食べた後、市場で帽子を買う。額に黄色い星のマークがあり、その下にVIET NAMと書いてあるので、土産物丸出しであるが、他に合うサイズがなかったので仕方がない。日中は日差しが強いので、帽子は必須である。その後、トンニャット通りというところまで出たところで、自転車屋を見つけた。移動手段に悩むことがあるので、思い切って自転車を買うことにする。750,000ドンの自転車もあったが、あまりに頼りなさそうだったので、かご付きで1,500,000ドンのを買った。1年間の保証つきである。
 そのまま、リータイトン通りまで出て、家まで行ってみた。自転車も車もバイクも渾然一体となって走るので、危ないことに変わりはない。ただ、やみくもに危険なところに突っ込んでいかれることがないだけ、まだましである。15分弱で家に着く。一度、荷物を置いて、リータイトン通りの角にある、マキシマークというスーパーマーケットまで戻る。トイレットペーパー、タオル等を買って、家に戻る。まだ、すぐに暮らし始める状況ではないし、地理的にもバオ・ンゴクホテルの方が便利なので、少しずつ家財を揃えていくことにする。
 何もない家に長居をしても仕方ないので、いつもの病院の前の喫茶店に行く。もう4時過ぎで比較的涼しくなっていたので、VIPルームではなく、オープンカフェにした。カフェ・スアを注文。中東情勢はイスラエルレバノン侵攻ばかりが報道されているので、ハーレツ紙のサイトで、ガザの状況をみてみる。木曜日からのIDFの侵攻により、12人が死亡。今朝、ラファでは空爆により4人が死亡。うち2人はイスラムジハードとハマス、あとは16歳の女の子と、その弟の15歳の男の子であったとのこと。国連は「国際的にレバノンに注目が集まる中、ガザの悲劇が忘れられている」と発表している。結局、2時間半、カフェ・スア1杯で粘り、7,000ドン。
 このところ、NIHEのスタッフと食事をすることが多かったが、今日はひとりで夕食。海岸沿いのチャンフー通りを南に下って、ニャチャン・セイリングクラブに行く。完全にツーリスト用のレストランで、客は欧米人のグループばかりである。私のテーブルは、5人の白人グループの隣だった。ひとりの中年女性が英語とフランス語とドイツ語を使い分けてたが、彼女ばかりが喋っていたので、それぞれがどういう関係なのかよくわからない。テーブルの真ん中のろうそくを見つめながら、バナナジュースとパスタとクレープを食べる。値段の割りに量が少ない。
 帰りは、チャンフー通りを歩いて帰った。海岸沿いは公園になっていて、バイクに乗った10代、20代の男女が大勢たむろしている。人垣のむこうから歌が聞こえてきたので、ストリートパフォーマンスかと思ったら、カラオケだった。