innhatrang2006-08-06

 いつまでも時機を待っていても仕方ないと気持ちを入れ替え、冷蔵庫と洗濯機を買いに行く。カンさんに手伝ってもらおうと電話したが、不在だった。ATMで現金を下ろしてから、昨日の自転車屋の近くの電気屋に行く。ここは小奇麗な店で、値段も明記してあっていい。しかし、さすがに高い買い物なので、細かいことを確認したいのだが、店員はぜんぜん英語が通じない。困っていたところに、タイミングよくカンさんから電話がかかってきて、「10分でいくよ」とのこと。ご主人のバイクに乗って、本当に10分で来てくれた。お陰でスムーズに話が進み、サンヨーの冷蔵庫と洗濯機を購入。今日中に家に搬入してくれることになった。搬入もカンさんが立ち会ってくれる。感謝の言葉を述べて、後は任せることにした。
 その後、本屋に立ち寄り、先日、見つけられなかった越英辞書を見つけた。この間は探す場所を間違っていただけで、沢山あった。どれにしようかと迷っているところに、店員が話しかけてきた。どうも商品を薦めている雰囲気ではなく、他の店員もこちらを見ている。携帯の時計を見たら11時30分過ぎで、昼休みの閉店の時間だった。
 そのままサンライズホテルに行き、プールサイドで昼食にしようかと思ったが、カフェしかなかった。仕方なく、サンライズホテル別館の日本食堂『はなぶさ』に行き、カツカレー定食を食べる。広い店内に、客は私しかいない。8ドル。ごく普通の日本のカレーで、不味いわけではなく、ひどく高いというわけでもない。海外で、日本食を食べること自体に、抵抗があるわけでもない。しかし、店を出てから、何か大変な無駄遣いをした気持ちに苛まれる。
 自転車に乗って、いつものカフェにいき、いつものカフェ・スアを注文。店員ももう顔を覚えたらしく、ふたつ返事でコーヒーを持ってきた。長崎で仕事中のTとSkype。当直している病院に、ペニシリン系の内服薬がないと嘆いている。変圧器を忘れたので、あまり長居はせず、午前中とは別の本屋へ。手ごろな越英辞書を20,000ドンで買う。ついでに、ベトナム語版『名探偵コナン』も買う。ホテルに帰って、辞書を引きながら読んでみようとおもったが、1ページも読めずに挫折。やはり基本から勉強しなくては無理である。
 昼食後の後悔もあり、夜はダム市場のそばの食堂へ。ブンとあげ春巻きとお好み焼きに沢山の野菜がついて、20,000ドン。店員の「ハーイ・ムォイ・ギン(20,000)」が聞き取れて、少し嬉しかった。その後、ディスカバリー・チャンネルで「HIROSHIMA」、スター・ムービーズでレオナルド・デュカプリオの『アビエーター』を観る。