ハノイから、NIHEの副所長が来たので、少し話をする。昼はワンタン麺を食べたが、食べ足りないので、ダム市場の前で、いつものおばさんにフランスパンサンドを作ってもらう。ホテルに帰って食べたら、中に入っていた唐辛子が強烈で、しばらくのた打ち回った。バイクタクシーでベトコム・バンクまで行き、口座開設に必要なものを確認。パスポートと現金があればいいようだ。午後はオフィス。夕方、自転車で家まで行く。やはり危ない。特に夕方はバイクの量が増えるので、交差点は命がけである。何とか無事に家にたどり着き、冷蔵庫と洗濯機を確認。電話はまだ通じていない。ベトさんは、週末にはつながると言っていたのだが。
 その後、喫茶店へ。妻とSkypeし、子供連れで生活するには、ニャチャンでの日本人の情報も必要と感じた。バイクタクシーに乗って、『地球の歩き方ベトナム』に載っている「御父参カフェ」に行く。ここの主人は、元青年海外協力隊で、シクロでベトナムと日本を縦断した、という情報をハノイで聞いていた。バックパッカーあがりの野蛮な人物を想像していたが、実際にはとても物腰の柔からかな方であった。いま、ニャチャンには日本人は10人くらいしかいないらしい。サンライズホテル、アナ・マンダラ・リゾート、ヤサカ・サイゴンにダイビングショップなど、日本人がもう少しいるのかと思っていたが、意外と少ない。しかも、子連れでいる人はいないらしい。ビール2本と、肉じゃが、カツ丼を食べる。バイクタクシーは、やめたほうがいいですという、有難いアドバイスをいただく。まったくその通りだと思うが、帰りは結局、バイクタクシーに乗ってしまった。