American Academy of Pediatricsの連中は、Pediatric Advanced Life Supportの指導をしたいらしいが、どうやって人を集めればいいのか悩んでいる。そういうことは事前に、県の衛生局に話を通しておかないと難しい。しかし、そもそも昨日、わたしに「寄生虫疾患とかいるでしょ?こーんな長いTapewormとか。そういうの見たいんだけど」と言っていたように、彼らは悲惨な途上国の医療事情を期待していたと思われる。残念ながらそんなものは入院していない(だいたいTapewormで入院させるわけがない)というと驚いていたが、たとえカンホア病院が彼らの想像していたような状況だったとしても、そんな悲惨な医療現場でPALSを指導してどんなメリットがあると思っているのだろうか。あまり彼らを悪く思いたくはないが。ちなみにここの小児科のスタッフが蘇生しているのに加わったことがあるが、PALSはどうかしらないが、少なくともACLSの基本は充分理解していると思う。
 長崎出張のためのフライトの手配、VISAの確認など。