カンホア総合病院で開催されたHandicap International主催のセミナーにオブザーバー参加。Handicapは主に途上国における障害者支援を目的として活動する国際NGOで、世界に8つの支部をもち、50カ国で活動している(Handicap International Annual Report 2006)。ベトナムでは、ホーチミンを中心に、ハノイ、カンホアなどで、障害児の早期発見と包括的ケアを実現するシステムづくりに取り組んでいる。今回のセミナーはカンホアでの年間活動報告と、L'APPELのフランス人医師による遺伝性疾患のレクチャーがメインであった。ただ、残念ながら発表はフランス語とベトナム語だったので、医学用語からおよその内容は想像がつくものの細かいところは理解できず。もらった資料を後でGに訳してもらうことにする。その後、ヤサカ・サイゴンの裏のレストランで昼食。ここでL'APPELの医師とTU DU Hospitalの新生児部長と話をする機会があった。ホーチミンのTU DU Hospitalはベトナムの新生児医療の先端をいく病院で、日本では日本赤十字の支援でベトちゃんドクちゃんの分離手術が行われた病院といえばわかりやすい。いまも日本人がよく訪問してくるとのことである。